【Liao絵本】Vol.3 英語絵本の読み聞かせは貴重な親子タイム♪

おうち英語
おりん
おりん

4歳の娘と1歳の息子と一緒に、ゆる〜くおうち英語に取り組んでいます。
特に絵本の読み聞かせの時間は、親子でふれ合える貴重な時間だと思って、楽しんでいます♪

本記事は、Liao絵本リストの英語絵本でおうち英語に取り組む我が家の記録と絵本の紹介です。

我が家のおうち英語では、かけ流し英語多読英語絵本の読み聞かせを実践しています。

英語絵本の読み聞かせは、Liao絵本リスト(Liao130)を参考にしています。

Liao絵本リスト」とは、Liao Caixingさんという台湾の英語教師ママが選んだ絵本のリストのことで、1年間(52週)で130冊読むようにスケジュールされたものです。

正直、我が家では正式なスケジュール通りには進んでおらず、5ヶ月近くかけてようやく16週目まで終わり、累計34冊を読みました。

Liao絵本リストのスケジュールが進むにつれて、英語絵本の中身が濃くなってきて、自分の知らない単語もけっこう出てくるようになってきました。

最近では子供に読み聞かせる前に一読して、簡単に意味を確認するようにしています。

本記事では、絵本紹介をしながら私が気になった英単語やフレーズをまとめているので、同じようにLiao絵本リストに取り組んでいる親子の参考になれば嬉しいです♡

Liao絵本の取り組み記録

今回は、Liao絵本リストのスケジュール13〜16週目の記録です。

むすめ
むすめ

おしゃべりな4歳児
“Sheep In A Jeep”はもうママよりスムーズに口ずさめるよ♪

むすこ
むすこ

乗り物大好き1歳児
“We All Go Traveling By”が大のお気に入り♡

FIVE Little MONKEYS sitting in a tree

5匹の小ザルがママザルと一緒に川でピクニック。ママがうたた寝している間、小ザルたちは木に登ってワニをからかいます。すると、ワニが大きな口を開けてジャンプ!!小ザルが次々といなくなってしまします。

『Five Little Monkeys』のシリーズは、『Five Little Monkeys ~Jumping On The Bed~』こちら)が有名ですが、『~Sitting In A Tree~』も楽しくてオススメです。

間違いなく子供が好きなシリーズですし、他のストーリーも全部読んでみたいです。

Along comes Mr. Crocodile.

この「Along comes〜」という表現方法、英語絵本を読んでるとよく出てくる気がします。

文法的には、文の内容を強調して聞き手の注意を引くための倒置法になっています。

【基本】 Mr. Crocodile comes along.

【倒置】 Along comes Mr. Crocodile.

いわゆる学校英語で学んできた私にとって、倒置法の文章はいまいちピンとこない部分があります。

しかし、ある日、3歳だった娘は救急車がこちらに向かって来ているところを見て、サラッとこう言いました。

むすめ
むすめ

Mummy!
Here comes the ambulance!

【基本】The ambulance comes here.

【倒置】Here comes the ambulance.

もちろん本人は倒置法なんて知らないので、「Here comes〜」というフレーズの使い方を感覚的に身につけているのだと思います。

  • supper 夕食
  • settel down 落ち着く
  • snooze うたた寝
  • tease をからかう
  • snap パチッ(物が閉まったり折れたりする時の音, またはそのこと) 、すばやく噛み付く

Sheep in a Jeep

ジープに乗ってお出掛けしようとする陽気な5匹の羊たち。でも、ジープが途中で動かなくなったり、泥にはまったりと、なかなかスムーズに進まず苦戦します。

イラストがとにかく可愛くて、一喜一憂する羊たちの表情にほっこりする絵本です。

一文一文が短くて読みやすく、なによりライミング(韻)が見事な絵本だと感じました。

私にとっては知らない単語が多かったのですが、イラストで内容は大体分かります。

ライミング(韻)のリズムが楽しいので、親子でフレーズを思い出しながら口ずさんでいます。

正直、私は知らなかった単語を頭で思い出すのに時間がかかり、スムーズに口ずさむのが難しいです。

一方、フレーズを耳で覚えている4歳の娘は余裕でリズミカルに口ずさめるようになっています。

幼児の吸収力、恐るべし!

  • steep 急な、険しい 
    ▶a steep hill 
  • leap 飛びはねる
  • shove (乱暴に)押す 
    ▶Don’t shove, wait your turn.
  • grunt (豚などが)ブーブーいう、(人が不満などを)ぶうぶう言う
    ▶︎She grunted complaints about the slow service at the restaurant.
  • splash バシャンと言う音
  • thud ドサッと言う音(重いものが落ちたりする音)
  • gooey mud べたべたの泥、ぬかるみ
  • tug を引っぱる
  • shrug 肩をすくめる
  • yelp 悲鳴を上げる、キャンキャン鳴く
  • cheer 喜ぶ
  • steer を操縦する
  • heap (雑然と積み上げた物の)山 
    ※1つ1つをきちんと積み重ねた山はpile
    ▶clothes lying in a heap on the bed ベッドに山積みになった衣服
  • weep しくしく泣く
  • sweep (ほうきなどで)を掃く

今更だけど、羊は複数形になっても「Sheep」なのね!
群れで過ごす動物に多いようです。
きっと学校で習ったんだろうけど、忘れたなぁ。

The Mixed-Up Chameleon

カメレオンは、動物園で見たたくさんの動物たちに憧れ、次々といろんな動物たちの色や形を取り入れて自分を見失ってしまいます。

ありのままの自分でいることの大切さを考えさせられる絵本です。

エリック・カールの絵本で、日本語版の『ごちゃまぜカメレオン』も有名です。

I wish I could run like a deer.

この「I wish I could 〜」のフレーズが何度も繰り返されます。

文法的には、仮定法過去を用いて、現在の実現困難な願望や、実現不可能な願望を表しています。

日本語でも「〜だったらいいのになぁ。」ってよく使うし、このフレーズは日常で色々と応用できそう。

  • sparkiling キラキラ輝く
  • dull くすんだ
  • spot を見つける 
    ▶︎The chameleon spotted a fly.
  • shoot out 飛び出す 
    ▶︎Long and sticky tongue shot out and caught the fly.
  • mixed up (頭・気持ちなどが)混乱した
  • antic ばかげた行動 

Down in the Jungle

ジャングルの奥深く、誰も行かないようなところで、ジャングルの動物たちがしていたのは…。

穴あき仕掛けの可愛いイラストで、ジャングルの動物たちの様子が描かれています。

「Tiddly-i-ti, Boogie-woogie-woogie!」と、楽しく耳に残るリズムで思わず歌ってしまいます。

リズミカルに同じようなフレーズが繰り返されていますが、ページごとに少しずつフレーズが変わっているのが面白いです。

Down in the jungle where nobody goes,

Down in the jungle where nobody sees,

Down in the jungle where nobody hears,

Down in the jungle when nobody’s there,

文法的には「関係副詞」のWhenやWhereですね。

学校の授業で、「関係代名詞」や「関係副詞」の文法の説明されるとなんか苦手意識になる子もいそう。
頭で文法を覚えるより、こういうフレーズを耳からどんどん吸収してほしい!

  • Rub-a-dub 太鼓のドンドンや水のジャブジャブといった音
  • tiddly ほろ酔いの
  • boogie-woogie 1940年代に流行したジャズ・ピアノのスタイル
  • flip-flap パタパタとした音
  • comb-over 薄い髪を横になでつけた髪型
  • twirl くるくる回す
  • frock  ワンピース
  • glance ちらりと見る
  • twinkle (踊る人の足などが)キビキビと動く
  • turn pale 青ざめる
  • wiggle (体を)小刻みにクネクネと動かす

GOODNIGHT MOON

大きな緑色の部屋で、うさぎが部屋の中の物に 「おやすみなさい」とごあいさつ。月や星、空気にも「おやすみなさい」をして眠りにつくお話です。

寝かしつけの際の読み聞かせに最適な絵本だと思います。

簡単な英文なので負担なく読み聞かせができますし、ライミング(韻)が心地よくて、読んでいるとなんだか落ち着きます

イラストは優しい色彩で、ページが進むごとに部屋の明かりが段々と暗くなっていき、最後のページには暗い部屋に月明かりが差し込み、タイトル通り「Goodnight Moon」という感じ。見ていると自然と眠くなっていきます

1歳の息子に寝る前に何度か読み聞かせてみたところ、寝室で「Goodnight Moon」を自分で持ってくるようになり、なんとなく寝るモードに入るようになりました。

逆に、寝たくない4歳の娘に読んであげようとすると、「これはちょっと眠くなるからやめよう。」と言われてしまいました。

  • hush (命令形で)静かに!

「しーっ!」は、「Shh!」の他に「Hush!」ともいうんですね。

Sheep in a Shop

待ちに待った誕生日プレゼントを買いに出かけた陽気な5匹の羊たち。店内では大騒ぎしながらようやくプレンゼントを決めましたが、お金が足りなくて困ってしまいました。さて、どうしたのでしょうか?

『Sheep in a Jeep』に引き続き、羊のイラストの可愛さでとにかく癒されます。

Sheep find rackets.
Sheep find rockets.
Sheep find jackets full of pockets.

Sheep decide to buy a beach ball.
Sheep prefer an out-of-reach ball.

韻を踏んだ文章が次々とリズミカルに続き、本当にライミング(韻)がお見事ですよね。

“grumble”、”fumble”、”sprawl”、”tumble”、”jumble”と、テンポよく、私の知らない単語のオンパレード!

ちなみに、同シリーズの『Sheep In A Jeep』では、「grumble(文句を言う)」と似た単語で、「grunt(うめき声をあげる、不平などをぶつぶつ言う)」が使われていました。

陽気で可愛い羊たちですが、なにかとよくぶつぶつ文句を言うんですかね。

  • hip hooray! 万歳!(喝采の表現)
  • wind  (時計などのネジ)を巻く 
    ▶︎Sheep wind clocks.
  • Out-of-reach 手の届かない
  • grumble 文句を言う、ぶつぶつ言う
    ▶︎He was so tired of listening to his friend grumble about his job every day. 
  • fumble 不器用な手つきで扱う
  • sprawl 手足をだらりと伸ばして座る
  • tumble 転がり落ちる
  • jumble 寄せ集めの山 
    ▶︎in a jumble 雑然と
  • dump ドサっと落とす 
    ▶︎dump truck ダンプカー
  • clank (金属などが)ガチャンと鳴る
  • blink 目をぱちくりさせて見る
  • swap を交換する
  • clip を刈りそろえる 
    ▶︎clip the lawn 芝生を刈り込む
むすこ
むすこ

僕の大好きなダンプカーは、dump(ドサっと落とす)ってことなんだね。

Here we go round The Mulberry Bush

ポピュラーなイギリス民謡のメロディに乗せて、子どもたちの1日のルーティンがリズミカルに綴られています。

ベッドから起きて、朝ご飯を食べて、歯を磨いて着替えをして…と、子どもたちの日常の動作に使える英語表現が盛りだくさんな絵本です。

この絵本以外にも色んなパターンの歌詞があるので、お支度しながら親子で歌ったりしても楽しめます

This is the way we wash our face.
(こうやって顔を洗おう)

「This is the way 〜」は、いろんな応用に使えるフレーズですね。

  • frosty 凍るような寒さの
  • mulberry クワの実
  • bush 低木(treeとは違い、根本から数本幹が出る低い木のこと) 

KING BIDGOOD’S IN THE BATHTUB

一日中お風呂に入ったまま出てこない王様。宮廷のみんながあの手この手で王様をお風呂から出そうとしますが、ついに日が暮れてしまいました。さて、最後はどうしたのでしょう。

王様や家来など中世の世界観なので、4歳の娘にはまだ難しいかなと思いましたが、なぜかめちゃくちゃウケました

和訳の『おふろじゃおふろじゃ』も面白いようなので、ぜひ読んでみたいです。

  • Page 貴族の召し使い
  • knight 騎士
  • duke 公爵(王室以外で最高位の貴族)
  • court 〔王宮の〕廷臣、臣下

Rosie’s Walk

めんどりのロージーがのんびり農場をお散歩しているところを、きつねが後をつけています。きつねはロージーに襲い掛かろうとしますが、なぜか失敗ばかりで散々な目に。

少ない単語数の短い文章で負担なく読み聞かせできますが、イラストで滑稽さは伝わってきます。

『Henny Penny』(こちら)、『Hattie And The Fox』(こちら)に引き続き、またまた、めんどりときつねのお話です。

  • haystack 干し草の山
  • mill 製粉場
  • beehive ミツバチの巣

コーヒーミルとかのミルは、mill(製粉する)という意味だったのね。

COLOR ZOO

丸、四角、三角などの形に切り抜かれた部分で、ネズミやヤギなどの動物の顔が次々と登場する仕掛け絵本です。

文章はなく、形と動物の英単語だけで表現されています。

ページをめくるたびに動物が変わっていくのが不思議で、想像力創造力を養えそうです。

形を表す単語
  • 三角形 triangle
  • 四角形 square
  • 五角形 pentagon
  • 六角形 hexagon
  • 七角形 heptagon
  • 八角形 octagon
  • 多角形 polygon
  • 長方形 rectangle
  • 円 circle
  • 楕円形 oval
  • ひし形 diamond
  • 台形 trapezoid 
  • 円錐 cone
  • 円柱 circle cylinder
  • 平行四辺形 parallelogram
  • 半円 semicircle
  • 球体 sphere

THE NAPPING HOUSE

心地のいいベッドでおばあちゃんがいびきをかいていると、子供がやって来ておばあちゃんの上でお昼寝。すると、犬や猫までやってきて次々と重なり合って居眠り。最後にやってきたのは?

シンプルなストーリーですが、「There is」の構文や、前置詞の「on」と「in」の感覚がイラストによって視覚的に分かりやすいです。

And on that child,
there is a dog,
a dozing dog
on a dreaming child
on a snoring granny
on a cozy bed
in a napping house,
where everyone is sleeping.

短いフレーズの中に、「関係詞」の”Where”と”Who”が繰り返し出てくるので、使い方の感覚を身につけられそうです。

「うたた寝」の表現方法がこんなにたくさん!

うたた寝の表現の違い
  • nap 
    (特に日中の)お昼寝 
    ▶take a little nap after lunch
  • snooze 
    (ベッドではないところでするような)短い眠り
    ▶︎have a snooze
  • doze 
    (思わず)うとうと居眠り 
    ▶have a doze
  • slumber 
    (文語的な言葉)眠り、まどろみ
    ▶︎fall into a peaceful slumber
  • granny おばあちゃん
  • snore いびきをかく
  • nap 昼寝をする
  • doze うたた寝する、まどろむ、
  • snooze うたた寝する、居眠りする
  • slumber (軽く)眠る、まどろむ
  • flea ノミ
  • wakeful 眠れない、目がさえる
  • claw 引っ掻く 
    ▶︎A cat claws a dog
  • thump ゴツンとなぐる、ゴツンと当たる
  • bump ぶつかる、ドシンと当たる

We All Go Traveling By

いろんな色のバスやトラックが次々と登場し、色と乗り物の名前やオノマトペが学べます。

カラフルなイラストとリズミカルなフレーズで、確実に男の子が大好きな絵本だと思います。

1歳の息子は、私がワンフレーズを歌うと、ニコニコで体を上下に動かしてリズムを取り、この絵本を取って来るくらいお気に入りです。

むすこ
むすこ

beep beep beep♪
バァーッ!
(バスもバナナもパンも、大好きなものは全部「バァー♡」)

  • spy を見つける

ちなみに、欧米では、「I Spy」という当てっこゲームがあるようです。

たとえば、スパイ役の子が「赤いもの見つけた、なんでしょう?」と言って、他の子がそれを当てるというものです。

むすめ
むすめ

I spy with my little eye something that is red.
Guess what it is!

Is it an apple?

「spy」だけでなく、「hear」や「smell」に変えて当てっこゲームしてみても面白そうですね。

I hear with my little ear something that sounds loud.

I smell with my little nose something that smells tasty.

絵本に出てきたオノマトペ
  • Beep-beep-beep 
    バス
  • Rumble-rumble-rumble
    トラック
  • Chuff-chuff-chuff 
    電車
  • Ring-ring-ring 
    自転車
  • Chug-a-lug-a-lug  
    ボート
  • Neeeeeeee-oww 
    飛行機
  • Vroom-vroom-vroom
    自動車
  • Tap-tap-tap
  • Ding-a-ling-a-ling
    ベル

乗り物のオノマトペが出てくる絵本は、他にも『Down By The Station』(こちら)やWWK(ワールドワイドキッズ)の『BROOM ZOOM CHOO WOO』がおすすめです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました♡

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