【Liao絵本】4歳児・1歳児と親子で英語絵本 累計22冊読みました!Liao絵本リスト7〜10週目

おうち英語

Liao絵本リストの英語絵本でおうち英語に取り組む我が家の記録と、絵本の紹介です。

前記事に続き、Liao絵本リストを参考に親子で英語絵本を読み進め、累計22冊になりました。

Liao絵本リスト”とは、Liao Caixingさんという台湾の英語教師ママが選んだ絵本のリストのことです。

ところで、英語絵本を読み聞かせをしていると、意外と知らない単語が出てきますよね。

「英語多読」の取り組みの場合は、分からない単語は飛ばすのが鉄則!のようです。

子どもは初めての単語でも自然に聞き流せて、いろんなところで出会った情報を結び合わせながらどんどん知識として吸収していくのだ思います。

ただ、大人の私は知らない単語をそのまま読み聞かせしてると、なんとなくモヤモヤ・・・

個人的に、読み聞かせの場合は、読み手がきちんと理解できいる方が聞き手に伝わるような気がしています。

本記事では、私が気になった英単語をまとめながら絵本紹介しています。

Liao絵本の取り組み記録

今回読んだ本はこちらです。

  • Ape in A Cape -An Alphabet of Odd Animals
  • Ten Fat Sausages
  • The Very Hungry Caterpillar
  • Hattie And The Fox
  • I Am the Music Man
  • Today is Monday
  • Does a Kangaroo Have a Mother, Too?
  • Five Little Ducks
  • Fox in Socks
  • Dr.Seuss’s ABC
  • Dry Bones
  • Go Away, Big Green Monster!
むすめ
むすめ

4歳になりました♡
絵本の好みがだんだん出てきたよ〜

むすこ
むすこ

1歳になったところ。
朝食時のかけ流しに付き合わされて、知らん間に歌を覚えてしまいそう!

我が家ではLiao絵本リストを導入する際に、音声ペン(マイヤペン)も一緒に購入しました。

導入前は、音声ペンは絶対あった方がいい!と思っていましたが、正直なくても困らないなと思えるくらい、4歳の娘は自力で読めています

これは、我が家の「最初はあえて絵本を見せずに歌や朗読のかけ流しで耳馴染みのある状態にしてから、絵本を開く」というやり方が効果的だったのでは?と思っています。

ちなみに、最近読んだ『10万組の親子が学んだ子どもの英語「超効率」勉強法』(船津洋/著)にも、次のように書かれていて、我が家のやり方は間違っていないと実感しています。

先行して音声をたっぷり入力して、その後に映像を与えると、ほんの数回見るだけで幼児たちはあっという間に意味を理解し「語彙化」してしまいます。

なかなか思うように絵本の読み聞かせ時間を取れないのが現状ですが、音源のかけ流しはなるべく続けていこうと思います。

Liao絵本の記録

Ape in A Cape -an alphabet of odd animals-

AからZで始まる動物たちが、”Fox in a box”のように韻を踏んだ文章で紹介されていて、英語のリズム感を身につけるのに最適な絵本です。

70年近く読み継がれている絵本のようで、動物たちのイラストは可愛くてレトロな印象を受けました。

中学からいわゆる学校英語で学んできた私にとっては、知らない動物などの英単語がいっぱいでした。

  • odd 奇妙な、風変わり
  • ape 類人猿
  • cape 肩に羽織るケープ
  • despair 絶望
  • carp 鯉
  • dove 鳩(pigeonより小型で色が薄い)
  • egret シラサギ
  • minuet メヌエット、四分の三拍子の優雅な舞曲
  • hare  ノウサギ
  • Irish setter アイルランド原産のセッターという犬の一種
  • jay カケス
  • nag (老いぼれた)馬
  • be on the prowl (獲物などを狙って)うろつき回る
  • quail うずら
  • trail (動物などが通ってできた山中などの)小道
  • leap 跳ねること、大きなジャンプ
  • toad ヒキガエル
  • vulture ハゲワシ
  • gale 強風
  • rex 国王 ティラノサウルスの「T.レックス」はラテン語で王を意味するらしい。

英語のアルファベット絵本で、よく「”V”と言えば、”Vulture”だぜ!」って感じで堂々とハゲワシが登場してくるけど、全然知らなかった。

Ten Fat Sausages

ホットドッグのお店でジュージュー焼かれている10本のソーセージがどんどん売れて減っていくというシンプルな内容の絵本です。

減っていくソーセージの個数と残っているソーセージの個数が、絵と数字で表現されていて、引き算の感覚も身につけられそうな絵本だと思いました。

One went Pop! and the other went Bang!

という繰り返しのフレーズが楽しいです。

子ども向けの英語絵本を読んでいると、難しい単語を使わなくても基本の単語(go)だけで表現できることが多いことに気づきますね。

ページをめくるたびに、残ったソーセージの個数に合わせてホットドッグ店の看板が変わっています。

Lots of Hot Dogs
Plenty of Hot Dogs
 ⇨Some Hot Dogs
  ⇨Last few Hot Dogs
   ⇨Just a couple of Hot Dogs

英語絵本を通して、こういう量の表現方法とかを感覚的に身につけてほしい!

  • sizzle (油などの中で)ジュージューいう

The Very Hungry Caterpillar

ある日曜日の朝、卵から生まれたばかりの小さなあおむしは、とってもお腹がすいていました。月曜日にはリンゴを1個、火曜日にはナシを2個・・と食べ、土曜日にはアイスクリームやスイカなどの食べ物を食べて、とうとうお腹が痛くなってしまいました。

曜日、数、食べ物の名前、虫の成長などの知識と、エリック・カールの世界観を味わえる傑作絵本です。

鮮やかな色彩や穴あきの仕掛けで、赤ちゃんの目を引きます。

娘も息子も小さい頃から大好きな絵本です。

むすこ
むすこ

僕は、仕掛けの穴に指をつっこんで絵本をブンブンするのが好き♪

余談ですが、私はこの絵本で“cocoon”(まゆ)という単語を初めて知りました。

我が家では二カ国語版の『英語でもよめる はらぺこあおむし』を持っているのですが、

茶色くて丸っこい物が大きく描かれているページに、「あおむしは、さなぎになってなんにちもねむりました。」と表現されています。

虫に詳しくない私ですが、この絵を見て「これってさなぎ?」となんとなく違和感を感じていました。

英語版では、

He built a small house, called a cocoon, around himself. He stayed inside for more than two weeks.Then he nibbled a hole in the cocoon, pushed his way out and…

  • cocoon 繭(まゆ)
  • nibble 少しずつかじって食べる

まゆって、カイコ(ガの幼虫)が作るやつ?
どうやらチョウはさなぎから出てくるらしい..
え。はらぺこあおむしってガだったの?

気になるので、調べてみました。

  • chrysalis (チョウなどの)さなぎ
  • pupa (昆虫の)さなぎ

ちなみに、エリック・カールは「なぜはらぺこあおむしは、さなぎではなくまゆから出てくるのか?」というよくある質問に次のように答えているようです。

Many of you ask, why the butterfly in The Very Hungry Caterpillar comes from a cocoon, not a chrysalis?

That’s a good question.

Here’s the scientific explanation: In most cases a butterfly does come from a chrysalis, but not all. There’s a rare genus called Parnassian, that pupates in a cocoon. These butterflies live in the Pacific Northwest, in Siberia, and as far away as North Korea and the northern islands of Japan.

And here’s my unscientific explanation: My caterpillar is very unusual. As you know caterpillars don’t eat lollipops and ice cream, so you won’t find my caterpillar in any field guides. But also, when I was a small boy, my father would say, “Eric, come out of your cocoon.” He meant I should open up and be receptive to the world around me. For me, it would not sound right to say, “Come out of your chrysalis.” And so poetry won over science!

エリック・カールの回答を、私なりに訳してみました。

・科学的には、ほとんどのチョウがさなぎから出てくるけど、世界にはまゆから出てくる珍しいチョウもいる。

・非科学的には、はらぺこあおむしはそもそも普通のチョウじゃないし、普通のチョウならぺろぺろキャンディーやアイスとか食べない。

・それから、幼い頃に父親から言われた”Eric, come out of your cocoon”の言葉は、自分自身が周囲に心を開いて受け入れなさいというような意味だった。そういう詩的な美しさが科学に勝ったんだ。

回答の最後の”And so poetry won over science!”という表現がなんか素敵!

Hattie And The Fox

めんどりのハティが茂みの中に鼻や目を見つけて大騒ぎしますが、周りの動物たちは気にも止めないというやりとりが繰り返されるシンプルなストーリーです。

結末と最後のページの動物たちのなんとも言えない表情がじわっと面白い絵本です。

繰り返しのフレーズの中で「鼻」や「目」などの単語が順番に登場して分かりやすいです。

  • goodness gracious! ええっ、なんだって、しまった 
  • goodness 神 
  • gracious 丁重な
  • good grief! おやまぁ! 
  • grief 悲しみ(sadnessより強い悲しみ)
  • well well! これはこれは、まぁまぁ
  • who cares? どうでもいい
  • so what? だから何?

絵本って、hen(めんどり)がよく登場するのね。
前記事の『Henny Penny』もめんどりが主人公だったし。

  • おんどり rooster 
  • めんどり hen 
  • ひよこ  chick
  • にわとり a chicken/chickens(可算名詞)
  • とり肉  chicken(不可算名詞)食用の切り分けられた肉

I Am the Music Man

簡単なフレーズがリズミカルに繰り返される中でいろんな楽器が登場し、親子で楽しく歌える絵本です。

小さな子供でもすぐに口ずさむことができるようなリズム感のフレーズで、家にある楽器の単語に変えて歌ってみても楽しいです。

息子がおもちゃのピアノで遊んでいる時に、歌ってみるとノリノリでピアノを叩きます。

むすこ
むすこ

ぴあ ぴあ ぴあの〜♪(ピアノをベンベンベン

  • down your way あなたの住むあたりに

Today is Monday

月曜日から日曜日まで、曜日ごとに動物たちが食べ物を紹介するわらべうたをエリック・カールが絵本にしたものです。
最後は、動物たちが紹介した食べ物をテーブルの上にずらりと並べ、お腹をすかせた子どもたちが美味しそうに食べています。

エリック・カールの『The very hungry caterpillar』と同様に、曜日と食べ物を歌いながら楽しく学べます。

巻末には楽譜も付いているので、4歳の娘はおもちゃのピアノで弾きながら歌っています。

  • string beans サヤインゲン
  • zoop わらべうたはもともとSoupだったのを、エリックカールがzooとかけたシャレ

Does a Kangaroo Have a Mother, Too?

簡単なフレーズがリズミカルに繰り返される中で、ライオン、キリン、ペンギン・・と全部で12種類の動物のお母さんと子どもが描かれています。

こちらもエリック・カールの有名な絵本で、日本語版は『カンガルーの子どもにもかあさんいるの?』です。

いろんな動物のお母さんが子どもに優しく寄り添っているイラストがなんともほっこりする絵本です。

動物の名前を覚えたての子どもや、お母さんにべったりな0歳からの読み聞かせにもおすすめです。

巻末には、動物の赤ちゃん、親、群れのそれぞれの名前のリストが載っています。

Does a kangaroo have a mother, too?

Yes! A kangaroo has a mother. Just like me and you.

繰り返しのフレーズを丸ごと覚えることで、have・has の使い分けを自然に身につけられそう!

Five Little Ducks

5羽のアヒルがお散歩に出かけ、1羽ずつ見当たらなくなる単純なストーリです。

アヒル以外にもいろんな生き物が草の陰にかくれていたり、穴あき仕掛けでページをめくらないと分からないようになってたりするので、生き物探しをするのも楽しい絵本です。

リズムよく同じフレーズが繰り返されて分かりやすいので、赤ちゃんでも楽しめます。

娘とは1歳の頃からよくお風呂でアヒルのおもちゃを使って歌って遊んでいました。今でも親子でよく歌う大好きな童謡です。

  • wandering さまよう、歩き回る

Fox in Socks

リズミカルで韻を踏んだ文章の「早口言葉」で、英語の持つリズムが楽しめる絵本です。

ドクター・スース(Dr.Seuss)のシリーズは、英米の子どもたちはみんな読んでいると言っても過言ではないシリーズのようです。

我が家は、前記事のLiao絵本リストにある『Hop on Pop』と『Green Eggs and Hams』で、既にドクター・スースの世界観に親子でどハマりしています。

馴染みのない単語もありますが、絵を見ていると大体分かりますし、あまり深く考えなくてもリズムカルな韻でクスッとしてしまいます。

  • tricks イタズラ、冗談
  • slick 巧妙な
  • goo (泥やのりなどの)濃く粘りつく不快な物
  • gooey 柔らかくて粘りつく
  • gluey ねばねばする
  • blab うっかりしゃべる
  • dumb 馬鹿な
  • muddle ごちゃ混ぜにする

Dr.Seuss’s ABC

よくあるアルファベット絵本かと思いきや、ページをめくるたびにクスッとしてしまう奇妙なイラストでとにかく楽しませてくれる絵本です。

こちらも、またドクター・スース(Dr.Seuss)のシリーズです。

おかしなキャラクターの名前などの固有名詞で意味が分からない単語も出てきますが、面白いイラストで大体理解できてしまいます。

あまり深く意味は考えずに、韻を踏んだ言葉遊びと奇抜なイラストを単純に楽しむのがおすすめです。

Youtubeに動画があるので、動画で見ると動きがあって、より分かりやすかったです。

  • googoo <目つきが>色っぽい, 好色な.
  • hay 干し草(家畜の飼料)
  • kerchoo ハックション
  • mumble (聞き取れないほどの声で) ぶつぶつ言う
  • nightshirt (男性用)寝巻き(膝下まである長シャツのようなもの)
  • pail バケツ
  • sip 少しずつ[ちびちび]飲む,

Dry Bones

男の子の身体の一部が穴あきになっていて、ページをめくるごとに足の先から骨をどんどんつなげていくと、最後にはガイコツになってしまうというユニークな絵本です。

こちらは、もともとAfrican-American Spiritual(霊歌:アメリカ合衆国で奴隷状態に置かれていた南部のアフリカ系アメリカ人の共同体の中から誕生した宗教的な民謡)のようです。

一度聞いたら忘れられないリズミカルな歌に乗せて、体の名前を覚えるのに最適です。

最後のガイコツには骨の正式名称も載っていますが、正直日本語でもさっぱり分かりません。

  • dry bones カラカラの骨
  • word of the lord 神の言葉
  • dem bones (= those bones)
    「Dem」とはアメリカ南部の「Them」の発音のことで、口語表現で「those」の代わりに使われる。
  • thigh もも

Go Away, Big Green Monster!

穴あきの仕掛け絵本で、ページをめくるたびにモンスターの顔のパーツが一つずつ出てきて、モンスターの顔全体が現れますが、「Go Away!」と言いながらページをめくるたびに…。

顔のパーツが穴あきでページごとに一つ一つ増えていくので、目や耳などの簡単な英単語を覚えたての子どもでも視覚的に分かりやすいと思います。

ハロウィーンの時期にちょうど良さそうな絵本です。

残念ながら、我が家の4歳娘は少しも怖がってくれないし、1歳息子はモンスターの鼻をもぎ取ろうとします。

  • bluish 青みがかった
  • greenish 緑がかった 
    ※ -ish (形容詞について)…がかった
  • squiggly (線が)くねった
  • scraggly (毛などが)不揃いな、まばらな

squigglyやscraggly、大人にはもう頭で覚えるのは難しい!
こういう表現、感覚的に身につけれるように、また他の絵本でも出てくるといいなぁ。

最後までご覧いただき、ありがとうございます♡

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